Aqua-Iris💐お化けが怖い霊能者/スピリチュアルカウンセラー

カウンセリングお受けしております🤗詳しくはプロフィールへ🌈

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

発達の遅れを感じたら、まず何をする?

教諭時代、そして
今、園で相談されること
それが
 
 
これグレーゾーンですかね?
 
 
答えは
そこまで気になるかって言われると
この一場面だけでは分からないよね
ってお話しするレベルの事が多いです
 
 
もちろん教諭時代は、顕著な子や
いわゆるグレーな子もいたけど
それは割と特性があるので、目につきやすく
誰が見ても分かりやすかったりしました
※月齢により判断が難しいのも事実
 
 
 
 
最近、特性のある子どもについて
そこまでガッツリじゃなくても診断がついたり
お母さん自身が思い悩むくらい
ネットで情報が簡単に見れることもあり
良くも悪くも心搔き乱されるよね💧
 
 
 
現代はそういう子が増えてきた
と言われたりもしてますが
根拠は凄く乏しかったり、現実的でなかったり
 
 
 
増えてきたのではなく
敏感に気付くようになった社会
やりにくい=だめなこと
言うこと聞かない子=グレーゾーン
と簡単にジャッジしてしまうところにも
要因があるのではないかと思います
 
 
そして、集団に入るまで気付かなかった
という親御さんも多く、正直それが従来の
あれっ?と思う段階だったりするので
特に3歳くらいまでは、できる限り
おおらかな気持ちで関わってあげて欲しい
と思います😣💕
 
たまにね、この子グレーちゃう!?
何か持ってるんちゃう!?
とやたらアンテナ📡ピンピンされる親御さん
保育者見かけますが、、、
やめたげてほしーですね(笑)
 
 
 
そしてなによりも❗️
グレーは限りなくオフホワイト
大人の関わり方1つで変わります
グレーなんだ…と感じながら育てるのか
オフホワイトなんだから大丈夫✨と育てるのか
どちらが親子にとっていいかは一目瞭然ですよね
 
 
 
 
 
実際に教諭時代にあった
~相談の実例~
 

 

A君

満3歳児、3月生まれ

 

【保護者から見たA君】

 

・こだわりが強すぎて、毎日いつも決まったコップ、決まった服じゃないと発狂して出掛けられない

 

・明らかにお兄ちゃんの時と違い育てにくい

 

・お兄ちゃんと年が離れていて、お兄ちゃんに依存しているように見える

 

・思い通りにならなければ、大声で叫び寝転がり地団駄を踏み、手がつけられない

 

・目を合わそうとしない

 

 

園に預けるのが申し訳ないくらいだが、お仕事があるから、ということで入園されることになりました。

実際満3歳児の3月生まれということもあり、まだまだ幼くて、保育者からしたら、よく食べてよく寝る元気いっぱいの男の子という印象。

その後、慣らしも終え通常時間になったA君は少しずつ聞いていたお話しのような行動が見られるようになったが、一旦個別で落ち着かせてから、ゆっくり端的に話をすると、だいたい理解し、処理に時間はかかるものの、その後はまたケロッとして遊ぶ。

その後成長する中でも、確かにギャン!となると手がつけられなくはなったが、落ち着かせること、A君の想いにしっかりと寄り添い、じゃあどうするか、というところを順序だてて決めていくというのを4年間続けたところ…

 

 

卒園時には超スポーツマン❗️

小さいお友達には目線を合わせて話せる程の優しさと共感ができる男の子に。また、気にされていた癇癪に関しても、まだ物事においては処理しきれず癇癪を起こしてしまうけれど、自分から少し離れて自分を落ち着かせる、また、先生に相談しにくるといった解決法を見つけ出すことができるように。

そこから小学生になってからは、ご両親、お兄ちゃんに似て、メキメキと賢さを発揮しつつも、純粋さを常に持っていました。

さて、このA君、発達検査は受けませんでした

 

なぜでしょうか?

 

一見、昨今の気になる子に当てはまる項目が多いですし、実際に、もしも親が違えば、園が違えば発達検査を受け、診断が出ていたかもしれません。

 

しかし、A君のご両親は、明らかな育てにくさや

大変だという想いを持ちながらも

診断名よりも、対策を、園と考える

ことに舵を切ってくださったのです。

 

もちろんお仕事がお忙しいことも理由には

ありましたが、何よりも我々教諭を信用し

また、我が子のことも

一番苦しいのはAだから

出来るだけ心許せる所で

いつもの姿を見てもらって

対策を知りたい

と、どんな時も、子どもファーストでした。

発達検査をしに行くことも、親御さんの考え方に

合っているのであれば、子どもファーストですよ♥️

 

 

 

園としては、それこそ
グレーゾーンという言葉
が流行り始めた時期だったこともあり
慎重に、出来るだけ今のA君の良いところは伸ばし
癇癪という部分は潰す
のではなく、どう付き合っていくか
どのように本人、周りが理解し
対応していくかが肝となり
毎日色んな方法を試したりもしました
 
 
具体的には…
 
 
・なんでもOKとするのではなく
こちら側にも全員共通の線引きをしておき
ここまではいいよ、ここからはダメだよ❗️とブレないルールを作り共有すること
 
・周りの子と何一つ違わないこと
を常に頭に入れて、グレーだから、この子だからという想いが、どの職員にもないように努めました。
少しやりづらい子どもを見ている保育者でありがちな、見下しや、ちょっと乱暴な扱い💧これは絶対にアウト❗️こうならないためにも、また、そもそも差別って、こういうところから始まるよねという話も職員間で、また実習生にも伝えていました
 
・いつもA君の最善を探し
こちらがやりやすいように~ではなく、こう持っていったら、A君も皆も一緒に楽しめるなーとか、ここは躓きそうだから、初めから補助の先生に見てもらいつつ始めようとか、できるだけクラス皆がフラットに楽しめるように取り組みました
 
・おもちゃの貸し借りは怪我案件
というくらい毎日荒れていたので、そこに関しては必ず保育者が見守り、適宜指導をしていました。入園当初は言葉もまだ完全に理解出来ないことも多く、なだめるのには時間や別室でクールタイムが必要でしたが、自分が欲しかった気持ちを認めてもらい、その上で相手も同じ気持ちだったことを繰り返し伝えることで長い道のりではありましたが理解に繋がりました
 
 
ザックリこんな感じですが
他にもあの手この手で探り探り少しずつ
本当に一歩進んで二歩下がるの毎日でしたが
明らかに成長が見られてました❗️
 
 
 
このように、園内で収まる事例もあれば
専門機関にお願いすべき物もあったり
なかなか個人で判断できない、園が渋ってる
ということもありますが、基本的には
子どもさんが一番ゆったりできる場所、人、物
がある所で見てもらえるのが近道かも
しれませんね☺️💕
 
園では食事、睡眠、排泄等基本的な所も
共にするため、より早く支援策が
見つかることもあります🌟
 
できれば、キンダーカウンセラー
の先生がいらっしゃる園だと安心かなと☺️☝️
 
 
 
 
 
また次回にupする支援センターで
支援を受けたB君については
またA君とは違った結果が出たので
ぜひ気になる方は読みに来てくださいね✨